2011-04-24

復興支援メディア隊 4/20報告会

4/20(水)復興支援メディア隊の第一弾現場レポート報告会が開催されました。

3/26〜4/8までの期間に訪れた、
会津、北茨城、千葉(佐原)、仙台、石巻、陸前高田、大船渡、釜石・・・の
現場の声を載せたレポートは参加者に配られました。

約15分にまとめられたダイジェストの上映に始まり、現地からかけつけて下さった
会津の本田さん、仙台の千葉さん、石巻の津田さんからのお話。
(お忙しい中、本当にありがとうございました。)

・支援物資を送るのも有り難いが、出来るだけ、現地のものを買って、届ける仕組みに。
(会津は、元気な企業、安全な野菜がたくさんある。しかし、原発の風評被害で
 出荷停止や取引先が被災などで打撃を受けている。)
・「地元の人」と共感した上で、復興プランを考えて欲しい。誰が暮らす場所なのか?
・一段レベルアップした支援に。
 これまで:自分が何かをする→これから:現地の人達が何かをするための支援。
・元気な若者がどんどん出てきている。
 まるで幕末の志士たちのように、「地元のために何が出来るか」活動を始めている。
・震災直後の現地でも情報が混乱していた。市内ですら届いていなかった「津波」の情報。
 停電の際の情報収集手段。 
 ・1,000年前の貞観地震のときの教訓として、ここから先は津波が来るから
 住んではいけないと建てられた「なみわけ神社」。実際は忘れ去られていたが。
・食料はかなり充足している。避難所に行くと「家族4人」というと「食パン4斤」
 渡されるような状態。 今足りないのは、職。
・同情はされたくない。一緒に、長期的に本気にやってくれる人と組んで行きたい。
 etc...
(詳細は復興支援メディア隊Facebookよりごらん下さい。)
短い時間でしたが、空気が変わるのを感じました。
会場に来ていた方々は、企業の経営者の方が中心でしたが、
「具体的に自分たちが何をすべきか」改めて考えるきっかけとなったようです。













復興支援メディア隊は、被災者の方々の目となり、耳となり、口となります。
引き続きご支援・ご協力をお願い致します。
 











2011-04-13

復興支援メディア隊サポーター講習開催のお知らせ

あなたも復興支援メディア隊サポーターとして出動しませんか!?
今回の震災を受け、NPO法人映像情報士協会は、
大震災による被災者の復興を支援する目的で地域の情報を撮影する
復興支援メディア隊を創設しました。
メディアリテラシー教育を受けた市民サポーターが、
行政やマスメディアの取材の手が届かない事実の情報や映像を
行政や報道機関に提供するもので、 現在も千葉や宮城などの
被災地に入り、活動を続けています。


このたび千葉県にて初の復興支援メディアサポーター講習を開催!
お問い合わせ、お申し込みはこちらまで→ info1@apvi-npo.org (映像情報士協会)


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実施日時4月19日(火)  18:00~20:00 「基本講習」
     4月26日(火)  18:00~20:00「技術・技法講習」


講習会場: 千葉テレビ本社 2F 大会議室
募集人員: 10名 講習費用 無料(参加交通費などは参加者負担)
講 師 陣  :     「基本講習」=映像情報士協会理事長 榎田竜路氏
                「技術・技法講習」=映像ディレクター  青木紀親氏


講習実施内容


A.基本講習:①復興支援メディア隊の趣旨説明
            ②メディアサポーターの役割、考え方   
            ③メディアリテラシー*の講習


  *メディアリテラシー=(media literacy)とは、
   情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、
   その真偽を見抜き、活用する能力のこと。


B.「技術・技法講習」:  データ・映像の収集、撮影の注意点、技法など。


★映像情報士認定:
A及びBの講習を受講したサポーターには、NPO映像情報士協会 http://apvi-npo.org/ より「映像情報士サポーター」の資格授与を予定しています。